2019年 4月 8日 09:00
菊池 雄星
◆ホワイトソックス10―8マリナーズ(5日、ギャランティードレート・フィールド) マリナーズの菊池雄星投手(27)が、5日(日本時間6日)、敵地でのホワイトソックス戦に先発。5回を投げて7被安打6失点(自責4)だった。4―6で迎えた6回に味方打線が4点を奪って逆転し、メジャー初勝利の権利を得たが、救援陣が崩れて7回に3失点で逆転を許し、白星は消滅。雄星は2試合連続で勝利投手の権利を持ってマウンドを降りながら、初勝利は幻となった。
菊池は、1点リードの初回、味方守備の3失策が絡む不運な立ち上がりだった。モンカダの中越2点適時打など3失点(自責2)で逆転を許した。2回は先頭から4連打などで更に3点を失ったが、3回以降は持ち直し、球数93球で降板。4奪三振、1四球だった。
雄星の父・雄治さんが、日本時間の先月31日にがんのため享年59歳で他界。父との約束通り、一時帰国することなく、この日のマウンドに上がったが、天国の父に届けるメジャー初白星は、10日(日本時間11日)敵地でのロイヤルズ戦にお預けとなった。